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受験・進学コラム

2026.09.01

ICSのカリキュラムとは|Grade 6–12で求められる学習と対策


はじめに

シンガポールで子どもをInternational Community School(ICS)に通わせているご家庭の中には、Middle SchoolやHigh Schoolに進むにつれて、授業の進度や課題の量、テストの難易度に戸惑いを感じる方も少なくありません。特にHonorsやAdvanced Placement(AP)といった上級コースが始まる学年では、「このままのペースで大丈夫だろうか」と不安になることもあるでしょう。

この記事では、ICSのカリキュラムの特徴や上級学年で求められる学習内容を、公式サイトの情報にもとづいて整理します。学校紹介にとどまらず、実際に在校生の保護者が抱えやすい悩みにも触れながら解説していきます。

International Community School(ICS)とは

設立の背景と教育理念

ICSは1993年、「Christian International School」として設立されました。当初は20人未満の生徒と2人の教員からスタートし、現在は約25カ国から330人以上の生徒が通う学校に成長しています。学校は「知的・情緒的・身体的・社会的・精神的に、すべての子どもが自分の目的を発見し、伸ばし、実践できるように」というビジョンを掲げており、聖書的世界観(biblical worldview)に基づく教育を行っている点が特徴です。この教育方針は、学校選びを検討する際に知っておきたい重要な情報のひとつといえます。

ICSはWASC(Western Association of Schools and Colleges)およびACSI(Association of Christian Schools International)から認定を受け、シンガポールのEduTrustにも認定されています。またNICS(Network of International Christian Schools)にも加盟しています。

学校区分とキャンパスの概要

ICSはK4からGrade 12までを対象とし、Elementary School、Middle School、High Schoolの3段階に分かれています。キャンパスは27A Jubilee Road(128575 Singapore)にあります。Middle Schoolは生徒対教師比率が8対1、High Schoolは6対1とされており、比較的小規模な環境で学べる点が特徴のひとつです。

上級学年(Middle School・High School)のカリキュラム

Middle School(Grade 6〜8)

Common Core Standardsに準拠したアメリカ式カリキュラムのもと、選択科目(electives)やデザイン・テクノロジー・プログラムなど、幅広い学びの機会が用意されています。公式サイトでは、この時期を「探究とより深い学び」を重視する段階と位置づけ、High School以降の学びに向けた基礎づくりの時期としています。

High School(Grade 9〜12):HonorsとAdvanced Placement(AP)

HonorsコースとAdvanced Placement(AP)コースの両方が選択できるようになります。ICSでは、APコースを履修する生徒は、学年末に該当するAP試験を受験することが求められています。また、Grade 10〜11の生徒はPSAT(大学進学適性検査のプレテスト)の受験も必須とされています。

卒業に際しては、研究論文(リサーチプロジェクト)に取り組むことが求められる旨も公式サイトに記載されています。なお、Honors・APで提供される具体的な科目数や、GPAへの加重方法など、より詳細な制度設計については公式サイト上で明記されていない部分もあるため、正確な情報は学校への直接確認をおすすめします。

学年ごとに求められる学習

Middle School期に求められること

Grade 6〜8では、教科ごとの学習内容が徐々に専門的になり、選択科目を通じて自分の興味関心を広げていく時期にあたります。この時期にノートの取り方や課題の管理、読解・記述の基礎力を身につけておくことが、High School以降の学習の土台になります。

High School期に求められること

Grade 9以降は、Honors・APコースの選択、PSATへの対応、大学進学を意識した学習計画づくりなど、求められることが一気に増えていきます。とくにAP試験の受験が前提となっているため、単に授業についていくだけでなく、試験本番を見据えた学習の積み上げが必要になります。

Gradeが上がるにつれて難しくなるポイント

Middle SchoolからHigh Schoolに移る段階では、教科の抽象度が上がり、課題や小論文の量も増えていきます。さらにHigh School内でもGradeが上がるにつれて、Honors・APといった上級コースの割合が増え、家庭学習にかけるべき時間や、自分で計画を立てて進める力が一段と求められるようになります。特に、AP試験の受験が必須である点は、他校のAP選択制のケースと比べても、生徒にとって「試験本番までに仕上げる」という意識を持つ必要性が高いポイントといえるでしょう。

成績が伸び悩む原因として考えられること

成績が伸び悩む背景には、学年が上がる中で授業スピードや課題量に学習方法が追いついていないケースがよく見られます。たとえば、Middle Schoolまでは提出物をこなすことで評価を得られていても、High SchoolのHonors・APでは、自分で内容を理解し、試験形式に対応する力がより重視されるようになります。また、英語を第一言語としない生徒にとっては、論述形式のテストやレポートで、内容理解はできていても表現面で点数を落としてしまうということも起こりやすいポイントです。

家庭学習・試験対策で意識したいこと

家庭学習では、日々の宿題をこなすことだけでなく、定期的に「どの単元が定着していないか」を振り返る時間を持つことが大切です。AP試験のように受験が前提となる科目では、直前対策だけでなく、学年の早い時期から範囲を見通した計画的な学習が効果的です。また、PSATのように標準化されたテストへの対応が必要な場面では、問題形式に慣れておくことも重要になります。

よくある質問(FAQ)

Q. ICSはIBプログラムも提供していますか?+

A. 公式サイト上で確認できる範囲では、ICSはアメリカ式カリキュラムをベースに、Honors・Advanced Placement(AP)プログラムを提供しています。IBプログラムに関する記載は、現時点の公式サイトでは見当たりません。

Q. Middle SchoolとHigh Schoolの境目はどこですか?+

A. ICSではGrade 6〜8がMiddle School、Grade 9〜12がHigh Schoolとされています。

Q. AP試験は選択制ですか?+

A. 公式サイトによると、APコースを履修した生徒は、原則として対応するAP試験を受験することが求められています。

Q. 大学進学のサポートはありますか?+

A. Academic Counseling(進路相談)のサービスが用意されていることが公式サイトで案内されています。個別の内容については学校に直接お問い合わせください。

ICSの授業・AP対策でお悩みでしたら、WAMにご相談ください

ここまで、ICSのカリキュラムや上級学年で求められる学習について紹介してきました。実際には「授業の進度に追いつけているか不安」「Honors・APのどちらを選ぶべきか迷っている」「AP試験に向けて何から手をつければいいかわからない」など、学校情報だけでは解決しにくい悩みを抱えるご家庭も多くいらっしゃいます。

WAMでは、学校・学年・お困りの科目に合わせた個別指導を行っています。まずは現在の成績や課題を確認したうえで、学校の授業・宿題・テストへの対応を軸に学習計画を立て、必要に応じて苦手分野をさかのぼって学び直すことも可能です。AP対策など上級課程への対応についても、生徒一人ひとりの状況に応じてご相談いただけます。

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ICSでの学習に不安がある方は、まずは現状を整理するところから始めてみませんか。

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※WAMは本記事で紹介している各学校の提携校・関連校ではありません。

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