3歳児コース

すべての基礎が形成される
とても大事な時期です

すべての基礎が形成されるとても大事な時期です

3歳児は、知能や社会性、情緒、体力、すべての面で基礎が形成される大切な時期。豊かな生活経験が、これらの能力を高くします。総合発展コース3歳児クラスでは、さらに多くの教材を通じて生活経験を豊かにし、言語や数など各分野の力をバランスよく養います。

また各遊びの中で子どもの興味を誘い、知的好奇心を満たしてあげることで『見る、聞く、考える、対応する』力を養い、学習能力と学習態度の基礎となる集中力を身につけ、あいさつやお片づけ、お友だちと上手にかかわるためのマナーやルール、協調性、他人に対する思いやりを育てます。

カリキュラムの特徴

しりとりリース(製作の一例)

しりとりリース(製作の一例)

これはクリスマスの製作です。動物の絵を台紙に貼っていくのですが、「たぬき、きつね、ねこ、こあら、らっこ、こぶた、1、2、3、サンタクロース」としりとりになっています。

また、前の動物のくぼみに次の動物がはまるようになっていることに気づくことも大切。言語、図形、数、製作など多くの要素を含んだ教材です。こどもクラブでの製作は、できた喜びを知るだけでなく、様々な学ぶ要素がたくさん詰まった教材です。

積み木遊び

積み木遊び

出来るだけ高く積んだり、お手本と同じように積みます。色や形を見て記憶し、順番に並べることで系列の理解や図形の理解につながります。

この経験が、今後に取り組む積まれた積み木の数、隠れた積み木の存在の理解を容易にします。どの問題も小学生になるまでに考える力を養うため、しっかりした学力を身につけるための基礎となります。

これは何の音?

これは何の音?

イラストを見て、それぞれの楽器の名前を確認します(常識)。左のページを見た後、右のページを見てどの楽器がなくなったか考えます(記憶)。箱の中で本物の楽器を鳴らし、どの楽器の音だったか考えます(推理)。

下記の8分野のねらいとめあてに沿った楽しい知能教材を通じ、知的好奇心を満たし生活経験豊かなお子様を育てます。

8分野のねらい

言語

    • 五十音(清音)が読めます。
    • はじめの音が理解できます。
    • 幼児語をやめ、正しい名称で言えます。
    • 動詞・形容詞など言葉が理解できます。
    • 絵を見て何をしているか話すことができます。
    • 自分の名前が読めます。
  • 言語

    • 1~10の数を理解し、数量が一致できます。
    • 順列(1の次は何? 抜けている数字は何?)が理解できます。
    • 5までの数の合成・分解ができます。(例:犬が1匹、猫が2匹、全部で何匹?)
    • 大小(多少)が分かり、大きさ、長さ、高さ、重さを比べることができます。
    • 上下左右を理解します。
    • 物を数える時の正しい数助詞を理解します。(例:1個、1人、1匹など)
  • 数

図形

    • 同じ形、異なる形を見つけることができます。
    • いろいろな形を使って構成することができます。(例:三角が2つで大きな△、三角が2つでちょうちょ)
    • パズルや積み木を楽しんでできます。
    • 半分に切った形が分かります。
  • 図形

推理

    • 迷路、影絵、鏡絵(線対称)を楽しみます。
    • 欠けている部分を補ったり、断面図が分かります。
    • 重さや長さを比べて関係を把握できます。
    • 並び方の決まりを見つけることができます(系列)。
  • 推理

常識

    • 場面に応じたあいさつができ、お返事やお片づけができます。
    • 良いこと、悪いことが分かり、「ありがとう」や「ごめんなさい」が言えます。
    • 何の音か聞き分けることができます。
    • 物の名前が分かり、どういう物か、どんな時に使うかなどが分かります。
    • 個々の物をいろいろな仲間に分けることができます。(例:動物、鳥、魚、虫、果物、野菜、花など)
    • おかしなところを見つけ指摘できます。
    • 季節や年中行事を楽しみます。