学ぶこと、知ることが
楽しくなる気持ちを育てます
年少に引き続いて、様々なプリント教材に取り組んでいきます。内容は年少で学んだことを更に発展させた内容になります。
学ぶ量が増え、内容もだんだん高度になっていきますが、順を追って考え方、答えの導き方を学んでいくので、楽しみながら様々なことを吸収していけるようになります。
さらに、この時期から、ひらがなの読み書きやカタカナの読みも学びはじめます。
色々なことに興味を持ち、吸収できる時期です。たくさん刺激し、より多くのことを楽しみながら学んでいくことで伸ばしていきます。
カリキュラムの特徴
総合発展コースは、こどもクラブの標準コースで、下記の「各分野について」を満遍なく取り入れた、「考える力」を養うカリキュラムです。様々な分野の課題に取り組みますので、お子様も楽しく学習を進めることができるコースとなっています。
マッチ棒を使って
絵を見て、同じになるようにマッチ棒を並べていきます。マッチ棒の数を数えること、図形や手の器用さなどのほか、集中力・持久力も要求される課題です。
どこで折ればいい??
お手本と同じ形になるようにするには、どこで折ればいいでしょうか。という課題です。答えは1つとは限りません。図形の分割の問題ですが、将来的に線対称の概念を考えることへつながっていきます。
ひとりにキャンデー3個ずつあげると…
数の多さ・少なさに関する概念、1対1、1対2、1対3について学びます。数が増えるとより難解になるので、絵を丸で囲んでひとまとめにするなど工夫が必要になります。
仲間はずれを見つけましょう
常識を問う課題です。きちんと言葉で違いを説明するなど、口答の分野と組み合わせて取り組む問題です。
積み木の数はいくつ?
見えないところにある積み木も想像して数える必要があります。
数と推理を組み合わせた問題です。
各分野について
文字(ひらがな、カタカナ)を覚えること、語彙を増やすこと、物語を理解すること、数の概念を理解すること、足し算や引き算の基礎を身につけること等を中心としたカリキュラムです。
言語
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- ひらがなの言葉の読み書きができ、言葉作りができるようになります。
- 絵本を読んで内容が分かり、ひとり読みができるようになります。
- 「え」と「へ」、「お」と「を」、「わ」と「は」の読みと使い方を理解できるようになってきます。
- 楽しくしりとりできるようになり、語彙力を高められます。
- カタカナに興味・関心を持つ事が増え、読むことができるようになります。
言語の中に新しい分野として口答が加わってきます。
- 物の名前と用途を相手にわかるよう話すことが可能になります。
- 絵を見てどんなことをしているか、主語・述語をきちんと織り交ぜて短い文でお話できるようになります。
- 2~3枚の絵を、つながり(共通点)を持ってお話できるようになります。
- 2つの絵を違いを見つけ、お話できるようになります。
数
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- 0までの数の合成、分解ができるようになります。
- 順列(順序数)が分かるようになります。
- 1~30の数の大小や個数の多少が分かるようになります。
- 0が読めて、使えるようになります。
- 同じ数を見つけることができるようになります。
- 正確に数え、数字と数量を一致させることができるようになります(計数)。
- 多くの中から指定されたものだけを正確に数えることができるようになります(選択計数)。
- あるもの同士を結びつけて数の多少を区別する、1対1、1対2の対応が分かるようになります。
- 「合わせていくつ?」「残りはいくつ?」などの言葉を理解し、簡単な数を足したり、引いたりすることもできるようになります。
- 長い、短い、多い、少ない、厚い、薄いなどの言葉を理解し、量を比べることができるようになります。
- 2等分、3等分が理解でき、分けることができるようになります。
- 見えないところの積み木に気づき、積み木の数を数えることができるようになります。
- 数字が書けるようになります。
- 上、下、右、左の意味や、何番目なのかが理解できるようになります。
図形
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- 注意深く形を見れるようになり、同じ形や異なる形を見つけられるようになります。
- 色々な形を組み合わせて構成することができるようになります。
- 元の形を2~3個に分割したり、逆に、2~3個の形を組み合わせて、元の形をつくれるようになります。
- マッチ棒の頭の向きなどを理解し、お手本と同じ形に構成できるようになります。
- 2つの図形を重ねた形が分かるようになります。
- 点と点を結んで、お手本と同じ形を作れるようになります。
- それぞれの形を、丁寧にかつお手本と同じように描くことができるようになります。
- 位置関係を考え、お手本と同じ場所に印を描けるようになります。
- プレートを組み合わせて、お手本と同じように構成できるようになります。
- ブロックの面の形の特徴を考え、お手本の形と同じように構成できるようになります。
推理
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- 色々な影の形から、何の影かを推理できるようになります。
- なぞなぞのヒントから、何をさしているのか推理できるようになります。
- 自分の体の左右を正確に理解できるようになります。
- 時間の経過に伴う変化が分かるようになり、それにより「あと」「さき」という言葉が理解できるようにもなります。
- いくつかの条件(約束)を理解し、先を見通しながら迷路を進めるようになります。
- 並び方の決まり(系列)を見つけて形を描くことができるようになります。
- 正確に約束事を覚えて、順番に置き換えていくことができるようになります。
常識
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- 個々の物をいろいろな仲間に分けられるようになります。(例:動物、鳥、魚、虫、楽器、乗り物、果物、野菜、花など)
- 個々の物の名前が分かり、どういうものか正しい概念を持てるようになります。
- おかしなところを見つけて指摘できるようになります。
- 季節の行事、花、果物などに興味を持ち、同じ季節のものがどれか、分かるようになります。
- 働く人の仕事を理解し、社会的な視野を広げることができるようになります。
- 同じ仲間のもの、異なる仲間のものを見つけられるようになります。
記憶
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視記憶
- 3~5枚の絵カードを記憶できるようになります。
- 図形の特徴を注意深く見て記憶することができるようになります。
- トランプの神経衰弱を楽しんでできるようになります。
聴記憶
- 2~5の言葉を記憶できるようになります。
- 5桁の数字を覚え、復唱、逆唱もできるようになります。
- 短いお話を聞いて覚えることができるようになります。
製作
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- はさみ、のりなどを正しく使えるようになります。
- 簡単な折り紙を先生の指示に従って折ることができるようになります。
- 楽しんで自由に絵を描けるようになります。
- 条件に従って絵を描くことができるようになります。
運動
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- 対象:平均台、ボール、マット、ケンパ、スキップ、片足ケンケン、ゴム跳び